2巻は、
在宅痴呆介護編。
あとむさんオススメの本。
早速買って読んでみました。ありがとうございます。。
・・・泣けた。
”いつまで続くのかな”、”自分達が楽するってことは、祖母に寂しい思いをさせるってことなのかな”、”頑張りすぎちゃダメ”、”家族に楽になってもらうためにプロがいる”自分が感じたことのある、言われたことのある内容がありました。考えるのは自分だけではないと安心したのはほんの一瞬で、読み進めると祖母の症状がいかに軽く穏やかであるかを知り、そんなこと考えた自分がものすごく自分勝手で強欲に思えました。
一番最初に感じたこと。家に一人でいるのが寂しくて、祖母はボケてしまったのではないかという罪悪感を思い出す。足が悪くてほとんど外に出なくなり、近所付き合いがほとんどなくなっていたなんて知らなかった。気づかないことが一番の問題だったと思う。
読んでいて、思い出したこと。
母は、ボケてきた自分の母親を見て「いるのにいなくなってしまうようでさびしい」と言いました。でも私は、そんなこと一度も感じたことがなかった。
だって祖母の口癖は「みんな元気かい?みんな元気が一番だよ。」いつも周りを気遣う祖母の本質は変わっていない。不満があっても我慢して「ありがとう」という祖母の性格は変わっていない気がしました。”認知症とは何か?”にもあった内容ですが、
体と頭の働きは弱っても感情は弱らない、ええと・・認知機能(見る、聞く、話す、覚える等)が低下しても感情的機能の低下はそれに比例しない。ヘルプマンにもそんな言葉があって、自分の認識は間違ってないと思いました。
母が言う「いなくなった」は記憶が薄れていくこと。自分を育ててくれた人が、自分の存在も一緒に過ごした思い出も忘れてしまったこと、それが「さびしい」のだろうと。私と母の観点が違っていたんですね。
また、看護士さんに、祖母のことを「穏やかな方ですね」と言われました。ちょっとびっくり。私が知ってる祖母は、わりと神経質でひきこもりがちだったんです。そういえば、認知症にかかって記憶が薄れてからのほうが、祖母の笑顔が増えました。なんでだろ?とずっと考えていたら、母が言いました。「祖母は悩んだり考えすぎたり、どっちかというとネクラなほうだったけど、ボケて自分が背負っていたものや悩んでいたものをみんな忘れてしまったから、楽になったのかもしれないね。それで笑えるようになったんじゃないかな。こんなにおもしろい人だったなんて知らなかったと伯母達とお話しているのよ」と。ああ、納得・・。世間様の目を気にしなければいけなくて、
子供のしつけに関してもずいぶん厳しい人だったと聞いていたから。私も小さい頃はよく叱られてたし。
今は、重たい荷物を全部おろして、気持ちが楽になってくれていたらいいなと思う。